英語ができなくてもオーストラリア人に“OK”を言わせた出川哲朗に学ぶ、必殺営業話法

こんにちは、サラリーマンメンタリストTatsuです。

前回(『心理学本を読み漁っているサラリーマンが絶対に参考にしてはいけない営業テクニックとは?』)は、メンタリズムの本には必ずと言ってよいほど出てくるテクニック「ミラーリング」を実践するビジネスパーソンが陥る罠について解説しました。メンタリズムの定番テクニックほど、安易に実践すると痛い目に遭うこと、おわかりいただけたと思います。

さて、今回のテーマはある人気バラエティ番組内のいちコーナーから考察する「スキル志向」が陥る罠についてです。この視点、展示会やテレアポでの営業ではかなり使えると思いますよ。それでは、例を挙げてみていきましょう。

今回の主人公は、企業のシステム開発を担う東証一部上場企業の扶桑ソフトで働く26歳の営業マン伊藤達郎さん。
伊藤さんは企業へのルート営業のほか、年に4回開催される東京ビッグサイトでの展示会で新規顧客を獲得すべく奔走していました。

展示会は、会場を歩いているクライアント候補の方に声をかけ、自社のブースでうまくサービスを説明、名刺交換して後日商談につなげるのが目的です。新規顧客を獲得する場として20年以上前から自社では力を入れてきました。

迎えた当日の朝。自宅を朝7時半に出て、最寄り駅の小竹向原駅から地下鉄で池袋まで向かい、りんかい線直通の埼京線に乗り換えます。 (今日の目標は名刺交換が30社、アポ確約が10社。しっかりサービスを説明できるように復讐しよう……)  伊藤さんは、電車の中でいま一度資料を読み込みました。  そして、展示会が始まりました。

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